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第四回目:人の写真は良く見える

・写真が趣味で知り合いになって、そこそこ仲良くなった相手が最近妙に良い写真を撮りだして自分が置いていかれた気がする。

 

・SNSのライバル(勝手に)が自分の行ってみたいところに行って凄い写真を撮ったので自分はもうそこに行けない。

 

・わりと有名ですごいから自分なんて頑張ったってたかが知れてる。しかも地元近いし・・・。

 

他人事ではよくある話ですね。

しかし誰でも少なからず経験したことがあるのではないでしょうか。

 

そうです。今回もブログの主題は写欲です。

上記の内容で写欲がすり減ってしまった人は読んでみてください。

 

人とは自分の持っていないものを欲しがる生き物だと私は思います。

カメラマンならコレクター欲が強い人が多いので尚更です。

 

今回の他人がすごいから自分のやる気が出ない問題の根幹は何が原因なのか?

私は思うのですがこの原因は

「すごい人と自分を比べてしまう」

「すごい人と自分が比べられてしまう」

これが主な原因だと思います。

 

じゃあすごい人と自分は何が違うのか?

これもきっちり掘り下げてしまったほうがスッキリしませんか?

早速やってみましょう。

 

凄い人がすごい写真を撮れるのはなぜか。

 

・経験の長さ(撮影回数の多さ)

・良い機材(財力)

・よく勉強している(機材のしくみや構図・撮影テクニック)

・行動力(他人が行かない場所に行く)

・有り余る時間(撮影に行ける回数)

・撮影のアイディアを持っている(アイディアの引き出しが多い)

・撮影している時間帯(具体的に何時くらいなのか)

・人生の経験(他の趣味や職業が撮影に生きている)

・他人の作品を分析している(勉強とカブってますね)

 

まあこんなところでしょうか。

他にもあるでしょうがこれくらいにします。

因みに今回「センス」という言葉は逃げの口実となるので外しますね。

 

あなたにとってのすごい写真を撮る人はこの中に当てはまりますか?

もし当てはまるなら「行動の仕方と法則」を少しだけ真似てみてはいかがでしょうか。

 

「よくしらない」

と答えた方へ凄い人の何がすごいのか調べましょう。自分と比べられてる相手です。

敵のことはよく知っておかないと越えることなんて出来ませんよ!

 

凄い人は努力してるのです。

いや、努力すら楽しんでるのです!

 

ところでここまで読んでいる貴方は何となくモヤモヤしてません?

そうです、努力しなきゃ凄くなれないから面倒なんです。

努力を楽しむなんて結構な理想論ですよ。

 

そりゃそうでしょう。他人を真似るなら努力しなきゃならないですよ。

真似る行為が自分を縛るルールになりますから窮屈でめんどくさくもなる。

 

ここで写欲がすり減った貴方に提案ですが、

 

自分が楽しいと思う撮影場所にだけ通って、自分が撮りたいと思った方法で撮影して

レタッチもやりたいようにやって。楽しい撮影だけを追いかけてみてはいかがですか?

人目を気にしない自分のわがまま放題の撮影って最近やってますか?

※但し他人には迷惑かけないように・・・

 

凄い人っていつも自分に正直で人目を気にしないわがままな撮影してる人が多いんですよね。

(しかも他人に迷惑かける人も少ないです)

 

所詮となりの芝生なんです。比べたってしょうがない。

自分の庭には好きなものだけ植えましょうよ。