· 

KANIフィルターの仕組み(150-170)

角形フィルターは色々とありますが、安価なものを使用すると色が悪かったりホールドが甘かったり、更には透明度が悪く解像度が落ちてしまうものも多いです。

レンズフィルターのように直接光学に関係してくるもの(レンズ当の直接写りに関係するもの)は良いものを使用しないと必ず後悔する結果となってしまいます。実際に私も安いものに色々と手を出して失敗してきました。

 

今回ご紹介する「KANIフィルター」は角形フィルターの中でも透明度・色ののり・コーティング強度どれをとっても性能が良いので決して後悔しないものだと思います。


ほしいレンズに合ったフィルターを購入しよう

私が購入したレンズフィルターの種類はハーフNDです。朝夕の逆光撮影に白飛び黒つぶれを防ぐために必要でした。

 

 

更にはフィルター購入時に欲しいレンズがあったのでそのレンズに合わせて大きいサイズ(150-170mm)を購入しました。ちなみにほしかったレンズとはTamronの15-30mmF2.8です。言わずと知れた高評価のレンズですね。

 

かと言ってこの「KANIフィルター」は結構良いお値段です。フィルターをレンズに固定する「KANIホルダー」も合わせると安いレンズ一本分くらいお値段となってしまうので、いざ買ってみたものの自分のレンズに取り付けできないなんてことが起きたら笑えないです。

しかしこのフィルターセットは店頭販売はしておらず、netのみで購入可能だったので買った私も非常に不安でした。

 

とにかく買おうと決心しTamronの15-30mmF2.8用のホルダーが販売されておりますので、まずはそのホルダーとそれに合ったフィルターを購入したのです。

 

 


KANIフィルター(ホルダー)の仕組み

それではいよいよ本題です。

まずは私が所持しておりますホルダーを一式ご覧ください。

tamron15-30mm用ホルダー専用150サイズアダプターリング。更にkenkoのステップアップリング

このセットがあれば実質私が所持しているレンズ(出目金含む)すべてにKANIホルダーを取り付け可能です。

私が所持しているフィルター

【KANI】HT PRO +MC REVERSE GND0.9 170*150 

角型ハーフフィルター  (170*150*2mm)

 

現在はこの1枚のみですが、もう一枚全く同じものが欲しいです。多分そのうち購入すると思いますよ。

 

因みにホルダーへは3枚まで重ね付け可能です。

tamron15-30 F2.8レンズのホルダー

tamron15-30mmF2.8用のホルダーセットです。

4つのパーツに分かれており、一番大きなパーツにKANIフィルター(角形150*170mm)を取り付けます。

3個のパーツはねじ込み式でレンズのフードをロックする仕組みになっております。

tamron15-30mmF2.8専用にデザインされたホルダーですね。

 

レンズに取り付けた後150mmのフィルターホルダーを取り付けて完了です。

手前に2か所あるツメと奥にある銀色のつまみで固定します。

 

銀色のつまみを少し緩めるとフィルター自体を回転可能です。

かなりしっかりした作りで思った以上の高級感があります。


使用感は?

今ではもう手放せません。

私が使用しているのはハーフタイプのNDフィルターで朝夕の撮影では私の必須アイテムです。

今まで朝焼けと夕焼けは白飛びや黒潰れに悩まされておりましたがこの「KANIフィルター」を使用することで表現の幅が大幅に拡がりました。

しかも所持しているすべてのレンズに取り付け可能なので、レンズ一本分の価値じゃ収まりきらないです。

これこそコスパ最強なのではないでしょうか。

とりあえず長くなってしまいましたのでブログは2回に分けようと思います。

次回は「KANIフィルターの大は小を兼ねるのか」について書かせていただこうと思います。

 

関連記事

・KANIフィルターの仕組み②

 

下画像は実際にフィルター使用した作例です。