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小樽 天狗山の雲海を撮る


雲海鑑賞スポット天狗山

今回は天狗山での雲海がテーマです。

 

雲海といってもなかなか見れなそうな気がしますが、ある程度出現を予測することが可能なのです。

 


準備するもの

・スマホまたはiphone

・カメラ

三脚(三脚は草が伸びてる時期なので背の高いものが良いでしょう)

・車

・熊鈴(鈴タイプより音が大きいベル型が良いです。割とうるさいので消音機能付きが良いですね)

 ※消音機能付き熊鈴

 

特に特別なものは必要ありませんが一応熊は警戒しておきましょう。

喫煙する方は吸いながら撮影すると良いと思います。

熊は耳と鼻が良いので煙でこちらの存在を知らせることが出来ます。

※必ず吸い殻は持ち帰りましょう。

 

 


撮影場所

北海道のここら辺。

小樽市内ですね。

googlemapでは「天狗山ロープウェイ」で検索します。

 

夏場は車で上まで登れるので(観光道路は11月で冬季封鎖します)お手軽ロケーションです。

駐車場で車を降りて右奥のロープーウェイ乗り場まで歩きます。

ここは展望スペースもあるので写真も撮りやすいです。

日中はロープーウェイ乗り場の屋上からも撮影できますが、早朝は開いてませんので朝日と雲海のコラボを狙うなら第一~第三展望スペースが良いでしょう。


季節・時間帯

ここは朝焼けの時間帯に出る雲海が撮りやすいです。

春から夏にかけて低い位置に雲が出ますので雲海を見やすいですね。

夏の間は時間帯関係なく結構頻繁に雲海が発生してました(2017年)

 

 


雲海フラグについて

結構頻繁に発生するとはいえ、私は札幌に住んでおりますので片道50分はかかります。

札幌に居ながら小樽天狗山の雲海状況を予測する方法というか法則があるのでまとめました。

 

<手稲山を見る>雲海フラグ+30%

・手稲山に雲がかかってると天狗山にも雲がかかっていることが多い。

札幌市の屋根手稲山。

これは通った経験則ですが、天狗山に雲海が出てるときは手稲山には必ず雲がかかっていました。

 

 

<GPVを見る>雲海フラグ+50%

皆様大好きGPV。

雲の動きをビジュアルで表示するwebサイトです。

このサイトで雲の流れを見て撮影場所を決める方はかなり多いです。私も例外ではありません。

 

左の画像をご覧ください。

小樽市で雲海がみられる時の雲の形です。

この雲の形の時に雲海は非常に綺麗に鑑賞できます。

ポイントは海が晴れているということですね。

 

ここで発生した雲は高確率で海に移動します。しかも早いときは30分程ですべて海に流れ出てしまいます。

ですから、海が晴れた状態の時に天狗山で撮影を開始しないと間に合いません。

それでも雲海フラグは100%になりません

物事に絶対はないのですが、雲海もそうです。

上記の条件がそろっていればほとんどの場合は雲海を見ることが出来ますが、雲の勢いが強すぎるとここは濃厚な霧に覆われます。

ドローン以外は撮れないやつですね。

雲の上に出ないと雲海ではなく単なる濃霧で私も何度も経験しております。まれに一気に雲が下がって雲海になる場合と、そのまま曇り空になってしまうパターンがあります。

 

まあ、それもある程度予測つくのですが感覚なのでまだうまく説明できないです。

強いて言えば気圧と気温ですかね。

 


雲海例

この日は上記の雲海フラグがバッチリ当てはまった日です。

左の画像は第二展望スペースから撮ったもので通常ここから見る景色は小樽の街並みなのですがこの日は壮大な雲海がひろがりました。

 

第三展望スペースから撮った動画も残してあります。

↑クリックしてください

 


いかがでしたでしょうか?

今回のロケハンブログ。

皆様もぜひ雲海にチャレンジしてみてください。

気軽に車で見に行けますのでお勧めなスポットです。

なかなか外出できない方なんかも連れて行ってあげるときっと喜びますよ。